【レポート】多職種連携を考える!ケアマネジャー編|10月定例会

毎月第3月曜日は「遠距離介護の日」と勝手に決めて行っている、遠距離介護支援協会の定例会。7月からスタートしたこの場も、今回で4回目。10月の定例会は、現役ケアマネジャーとして活動する会員さんに「多職種連携を考える」をテーマにお話しいただきました。

[この日の流れ]
・オープニング
・インプットトーク①「かんべたかこより、遠距離介護の最前線!」
・インプットトーク②「多職種連携を考える!ケアマネジャー編」
・感想共有&各テーマに分かれたグループトーク
・クロージング

看取りに寄り添う、保険外サービス|遠距離介護の最前線

続いて、『わたしの看護婦さん』を運営する神戸から『遠距離介護の最前線』として最近の実践から話題提供を行いました。

神戸:介護保険外サービスで一番力になれるのは、看取りの瞬間です。ケアマネジャーさんを筆頭に、訪問看護師、ヘルパー、往診の先生もいらっしゃいますが、決まった時間にしかこれなかったり、ヘルパーさもスポットできてくれるけど長時間在宅することができません。

みんなが去った後に家族が一人ぼっちになるものの、とても不安で誰かに側にいてほしいと望まれる方も多いです。

保険外であればご高齢の方に寄り添って留守番をすることも出来るため、その間にご家族は外の用事を済ませることができたり、とにかく『ご家族が納得する形の看取り・介護を実現』することをサポートしています。

多職種連携を考える!ケアマネジャー編

続いて、滋賀県で現役ケアマネジャーとして活動されているひきまけいこさんに『多職種連携を考える!』をテーマにお話しいただきました。

『普段、仕事でも関わりのあるケアマネジャーについて知ってもらおう!』ということで、

・ケアマネジャーを知ってもらう機会
・ケアマネジャーの専門性を知ってもらい業務の際に活かしてもらえるようにする
・在宅療養中の利用者をチームで支えていく際の視点を理解していただく

をポイントに、『そもそも、ケアマネジャーの仕事ってなに?』『介護保険制度の仕組みは?』『看護師との接点は?』『どのような支援の事例がある?』『大切にしていることは?』などについてお話しいただきました。

ひきまさん:利用者さんがどう思われているのか、どんな暮らしをされてこられたのか、どんなことを大切にされてこられたのか、をすごく聴きたいですし、それを聴くことが自分の、ケアマネジャーの仕事です。

お昼ごはんの巻きずしだけは贅沢をしたいんです、出来る限り家で生活をしたいんです、『この方は、こんな思いで暮らしてこられたんです』と、利用者さんへ関わるチームのみなさんへ伝えること。ケアマネ自身は利用者さんへのケアを行いませんが、『人を結びつけ、人の力を結びつける』ことを通して、利用者さんが望む暮らしを実現する力になれたらなと思っています。

…と、ご家族や支援従事者、保険制度の狭間に苦悩することもあれば、利用者さんの「実現したい暮らし」の力になれることが嬉しいといった、普段は垣間見ることが出来ない、お話を伺うことができました。

業務上の関わりはあったとしても、ここまで深く『その人がなぜ、その職業に就いたのか』『どんな思いで、ご家族さんと向き合っているのか』を聴く機会は多くないのではないでしょうか?続いての質疑応答も、盛りだくさんで話は尽きませんでした。

確執はどんなことが原因?など突っ込んだ質疑応答

今回の定例会、事前に質問を募ったところその数15つ以上も!

・ケアマネジャーの仕事のやりがいや楽しさはなんですか?
・介護スタッフと看護師との確執があると聞きますが、どこに原因があると思われますか?
・業務分担において、ケアマネにしわ寄せがきていると思われるケースは?
・看護師とケアマネ、お互いがよりよく連携するために、どうしたらいいでしょうか?
・介護保険や医療保険が使えるサービス内容の限界は、どんなときに感じますか?
・これからの介護の世界がどのように変われば、高齢者や家族、地域が幸せになると思いますか?

…など、ひとつひとつ丁寧に応えていただき質疑応答も活発な定例会でした。

今後も各地の実践紹介やテーマを深めていく定例会を開催していきます◎次回は11月16日(月)21時から開催です。

11月16日(月)21時〜「(仮)事業計画を形にするには?」

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